50MHz○

2001年のDX QSO


  21世紀初めの年です。2000年からどういう風にコンディションが変わって、どういう風に自分が対応できたか。この年にできた50MHzでのDX QSOをまとめてみることにします。

 今年はクラブシャックを使ったり、迎撃移動を行ったり、いろいろな方法を試してみました。ログの末尾のアルファベットで運用場所を区分けしました。

符号 運用場所 無線機 出力 アンテナ
無印 自宅 JST-245 100W 7el
Yagi-Uda
M マリコシャック
(JI2ZJS)
IC-740

自作TRV

HL-66V

3-500Zx2
500W 6el
Yagi-Uda
P 移動運用 IC-706mkU 50W 5el or 7el
Yagi-Uda

 ちなみに、自宅とマリコシャックの両方で固定局の免許を受けていますので、どちらから運用しても「/2」はつきません。


元旦からめでたいぞ

2001/1/1 14:58 VR2ZST 50.150MHz SSB 59 59 Hong Kong  
2001/1/1 15:17 VR2YRC 50.120MHz SSB 59 59 Hong Kong
2001/1/1 15:24 VR2YYW 50.180MHz SSB 59 59 Hong Kong
2001/1/1 15:26 BG7OH 50.135MHz SSb 59 59 China

 元旦と言うのに、いきなりDXがオープンしました。DXと言っても、近場だけどね。でも新年早々縁起が良いじゃありませんか。どの局も強力に聞こえました。僕も数局と新年の挨拶を交わした。


1月でも一応開けるオセアニア

2001/1/13 17:16 KH0/JA1XGI 50.115MHz CW 559 559 Mariana Is.  

 夕方、聞こえてきました。寒いのに良く開けたねぇ。って言ってもサイパンは寒くないか。1月だけあってか、そんなに強くはなかった。


2月は春の兆し

2001/2/7 12:38 VK4BG 50.120MHz SSB 59 59 Australia  
2001/2/17 21:06 KH0/JI1EFP 50.115MHz CW 599 599 Mariana Is.
2001/2/24 12:23 VK4TIM 50.165MHz SSB 59 59 Australia
2001/2/24 12:27 VK4CH 50.165MHz SSB 59 59 Australia
2001/2/24 12:51 VK3DUT 50.135MHz SSB 59 59 Australia

 お昼休みはビームアンテナを南に振り、自室で50MHzをスキャンさせながらお昼寝するのが日課。冬でもVK辺りは開けるわけで、オープンすると結構多くの局が聞こえることがある。

 VK4BGはちょっとしわがれた声。年輩の方なんでしょうか? こちらのQTHをShizuokaだと言うと、「静岡と言えばJA2BGYを知らないか?と聞かれてしまった。」 JA2BGY局は静岡市内のOMで、430MHzでCQを出しているのを聞いたことがあった。確かこちらの自宅から2kmくらいのところにお住まいのはずなので、そんな話をしたら、「今度2m辺りで聞こえたらよろしく伝えて下さい。」と言われてしまった。海を越えたアマチュア無線の友人なんでしょうか。

 その日の夜、430MHzのメインチャンネルでのJA2BGY局を数回呼んでみた。しかし、応答が無かった。次の日も呼んでみた。応答がない。その次の日も呼んでみた。でも、応答がないので諦めてしまった。確か、JA2BGY局も高齢のはずで、ちょっと気になる。うーん。


スキャッターで

2001/2/28 12:53 KH6SX 50.103MHz CW 559 559 Hawaii  

 またもや昼休み。か細いCWが聞こえてきた。コールサインをコピーするとKH6SX。こんな時間に聞こえるのかーと思いつつ、ビームを東へ振る。しかし、信号は弱くなってしまった。ビームを探ると、なんと南東で最も良く聞こえるようになる。スキャッターのようだ。あまり強く聞こえないけれども、他に誰も呼ばないので呼んでみた。するとちゃんとコールバックがあった。こんなパスもあるのか・・・


念願の500W免許!

2001/3/4 17:34 XV3AA 50.130MHz SSB 59 59 Vietnam M
2001/3/4 18:34 VR2XVD 50.140MHz SSB 59 59 Hongkong M
2001/3/4 20:20 VR2ZNC 50.140MHz CQ SSB 59 59 Hongkong M
2001/3/5 22:34 YC1GTS 50.150MHz SSB 57 59 Indonesia
2001/3/11 15:40 VR2ZXP 50.160MHz SSB 59 59 Hongkong M
2001/3/11 16:28 YB5QZ 50.115MHz CW 559 559 Indonesia M
2001/3/11 19:37 VK4SSB 50. CW 599 599 Australia M
2001/3/11 20:40 W6STT/KH0 50.130MHz SSB 59 59 Mariana Is. M
2001/3/11 20:09 BV4VJ 50.120MHz SSB 59 59 Taiwan M
2001/3/11 22:37 BQ9P 50.125MHz SSB 59 59 Pratas Is. M
2001/3/11 23:11 BQ9P 50.125MHz CW 599 599 Pratas Is. M
2001/3/12 18:21 VR2XVD 50.210MHz CQ SSB 59 59 Hongkong M
2001/3/12 18:23 VR2HAM 50.210MHz CQ SSB 59 59 Hongkong M
クリックすると女子高生バージョンも見られるよ。

 2001年3月1日、検査日がやってきた。電気通信監理局の職員の方2名をマリコの山の上まで案内し、検査を受けた。回りに何もないこの環境では、インターフェアのチェックも何もなく、各バンドでのパワー測定だけで、すんなり免許は下りてしまった。これで1.9〜50MHzまでの500W運用が可能になった。

マリコシャックの設備
HFはIC-2KLで、50MHzは3-500Zx2で500W免許となった。

 500Wで運用するのが楽しみで、この頃、マリコシャックには良く通った。しかし、自分がシャックにいる時にはなかなかDXが開けない。開けても、重複だと嫌なので、局を選んでは呼んでみた。しかし、なかなかNEWになるようなDXは開けず、近場とばかりQSOしていた。それでも、BQ9Pのパイルは簡単に抜けるし、VR2XVDには「very strong」と言われた。なかなか成果は得られないけれど・・・


今年発のNEWは

2001/3/15 18:03 3D2AG/P 50.105MHz SSB 59 59 Rotuma Is.
2001/3/17 19:33 3D2AG/P 50.130MHz CW 599 599 Rotuma Is. M
2001/3/18 00:15 V63KX 50.115MHz CW 599 599 Micronesia
2001/3/22 12:45 LU8MB 50.155MHz SSB 59 59 Argentine
2001/3/22 12:56 VK6IP 50.110MHz CW 449 439 Australia

 仕事を終え、自分の部屋に戻ってくると、3D2AG/Pが聞こえてきた。HFではアクティブに出ているという話は聞いていたけれども、6mに出てくるとは知らなかったので焦った。信号は不安定ではあったけれども、呼ぶ局が少なく、すんなりQSOできた。実はNEWだったのだ。慌ててローカルにも電話してしまった。しかし、こんなに焦ることはなかった。この後、春のシーズン中、毎日のように聞こえてきたのだから・・・

 春と言っても、ロングパスのヨーロッパもできず、アフリカもできない。でも、なぜか正午過ぎにLUとQSOできていたりする。これも昼休みだった。


WPXコンテスト中

2001/3/25 11:40 ZP5YW 50.135MHz SSB 59 59 Paraguay M
2001/3/25 18:01 FW5ZL 50 SSB 59 59 Wallis and Futuna Is. M

 JI2ZJS(マリコラジオクラブ)でWPXコンテストの電話部門にマルチOPで参加していた。ノイズレベルが少し高い中、スタックアンテナで21MHzの北米向けランニングをしていた。このコンテストにはあまり気合いが入ってなくて、クラブシャック内も和やかなムードだった。

 パケットクラスターで次々と50MHz南米のリポートが上がってきた。マルチが無限にあるコンテストなのでサブオペレーターはマルチ探しをそっちのけにして、6mDXで遊び始めた。自分にはNEWのところがないからいいや、とランニングを続けた。が、クラスターにZPのリポートが上がって、自分も気になってきた。サブオペレーターが聞くと、一応聞こえるけどそんなに強くないとのこと。でも、NEWだからやっときたいし・・・と思ったら、みるみるうちに59+になってしまった。自分もコンテストはそっちのけになってしまい、21MHzを放りだしてパイルに参戦。ZP向けには最高のロケーション、一応500W。結構なパイルを抜いてQSOできた。やっとで、ハイパワーの威力が出た!って感じだった。

 夕方になって、今度はFWが出てきた。現地局のようで、日本人の方が無線機を送ったらしい。開けそうだけど、人がいないからかオセアニアの中では割と高めのエンティティーだったし、いつまで出ているかもわからないな・・・と思って頑張ってパイルに参戦。またもやコンテストそっちのけ。焦って汚い呼び方をして注意されてしまった。なんとかQSOできた。

 でも、焦ることはなかった。なぜならこの局も3D2AG/P同様、春の間は毎日のように聞こえたのだから。そして、この春だけで一気にFWは雑魚化してしまった。無線機をドネーションされた方、そしてそれを有効に利用して、毎日のようにQRVしてくれたFW5ZLに感謝しなければなりません。

 ちなみに、コンテストの方もなぜか好調で、月曜日の朝になったら、JAの同部門参加局の中では最も大きなナンバーを送っていたようだ。
(先日の結果発表でJA1位と判明しました!)


焦げ付き解消

2001/3/26 23:40 VK9KCP 50.105MHz SSB 55 55 Cocos Is.  
2001/3/27 00:04 VR2KW 50.100MHz CW 599 599 Hongkong
2001/3/29 00:24 4W/VK2QF 50. CW 599 599 East Timor

 サイクル22でQSOしたのに、QSLカードの回収を怠って、コンファーム出来ていないエンティティーが3つあった。
 何局もQSOしたので1局くらいはビューローでカードが来るかな?と思ったCX。ここは10年振りにSASEを出したところ、CX4HSから返信があり、めでたくコンファーム。(ちなみに今サイクルではまだCXとQSOできていません。)

 VK9ココス島も、前サイクルにQSOしたもののそのままになっていたのだが、無事今回のVK9KCPでコンファームすることができた。良かった良かった。

問題はもう1つの焦げ付きエンティティー、KH3ジョンストン島だ。AH3Cとは10年前にQSOしている。SASEを送ったものの、やっぱり返事はない・・・。なぜか今サイクルはかなり高値になってしまってWKDできる見込みが無い。ちゃんとSASE出しとくべきだったなぁ。


VK9シリーズ続々

2001/4/5 00:07 VK9KXP 50.110MHz CW 599 599 Christmas Is.
2001/4/9 19:05 JY9NX 50 CW 559 559 Jordan P
2001/4/14 12:59 VK7GK 50.115MHz SSB 59 59 Australia
2001/4/14 13:03 FO3BM 50.130MHz SSB 59 59 French Polynesia
2001/4/14 13:11 V73GOD 50.140MHz SSB 55 55 Marshall Is.
2001/4/20 16:21 VK9ML 50.145MHz SSB 59 59 Melish Reef
2001/4/21 16:21 T88CL 50.120MHz SSB 59 59 Belau
2001/4/22 17:28 9V1JA 50.105MHz CW 559 559 Singapore
2001/4/24 17:22 V73E 50.150MHz CW 559 559 Marshall Is.
2001/4/25 17:07 TX4A/MM 50.110MHz SSB 59 59 MM
2001/4/27 23:26 VQ9NL 50 CW 599 599 Chagos Is. M

 VK9KCPは「この後、VK9KXPでも出るよ」とアナウンスしていたのだが、その通りVK9KXPで出てきた。ここもNEWだ。夜、オープンが分かるとローカルと連絡を取りながら呼ぶ。信号はそんなに強くないので仕方ないのか、なかなかコールバックがない。
 ローカルさんにこう言われる「TSL本当に呼んでるの? いくらビームがサイドだからと言っても、呼んでるの何も聞こえないよ。」
 あれれ?と思って、JST-245のメーターを見ると、送信しても何も振れていない。ファイナルが飛んだか? 送信できてないのだ。まぁ、この辺りならまた開けるかもしれないか・・・と思った。しかし、ローカルさんに言われる。「でも、もしも、もう開けなかったらどうする? 次、いつペディションあるか分からないよ。」 ごもっとも!
 慌てて、駐車場に走り、車からIC-706mkUを外してシャックに持ち帰ってきた。幸い、コンディションは少し持ち直し、呼べるほどの強さにはなっていた。そこで数回コールし、無事GET!
 その後、本当に開けず、この日の行動は正解だった。この後、JST-245を修理に出し、しばらくはIC-706mkUで運用することになった。

 VK9MLは久しぶりのメリッシュリーフへのDXペディション。自分にとってもVK9シリーズの中の最後の一つだ。仕事中と言うのに、ローカルから携帯電話に連絡が入る。「VK9MLがクラスターに上がったよ。聞いてみて!」 仕事を中断してシャックに来た。しかし、何も聞こえない。うーむ、もうコンディション落ちちゃったのかな?と思ったら、59+で聞こえてきた。休憩していただけみたい。難なくQSOでき、無事VK9シリーズは終了しました。ちなみに、この後もずーっとVK9MLは開け、最後はモービルからでも十分QSOできたようです。HFでQSOするより楽だったとか。

 ちなみにJY9NXとのQSOの顛末記はこちら


さらに迎撃移動だ!

2001/4/30 17:06 VU2RM 50.350MHz CW 599 599 India P
2001/5/1 01:07 VQ9IO 50 CW 59 59 Chagos Is.

 4/28〜29はJI2ZJSからALL JAコンテストに出た。

 コンテストの合間に430MHzでローカルと話すと、なんと伊豆半島に移動しているJQ1AHZ/2高橋さんのところでVQ9が59+で聞こえるとのこと。しかし、静岡の他のローカルの所では全く聞こえないと。AHZは簡単にQSOできたのだが、超局地的にオープンしているらしく、他に呼ぶ人が全くいないとのこと。気にはなったけれども、VQ9はCFMしているし、今は何と言ってもコンテスト中。50MHzDXのことは忘れてコンテストに熱中した。
 コンテストが終わると、自宅に帰って睡眠。次の4/30は昼近くまで寝ていたのだが、ローカルの「移動に行こう!」という誘いに乗って移動運用に行くことになった。JL2HIW良知さんは6mWACにアフリカを残しており、このVQ9とどうしてもQSOしたいとのこと。VQ9向けと言えば、とにかく南西に行けば良い。検討の結果、浜岡原子力発電所近くの海岸端に移動運用することになった。この場所から南西方向は海しかない。

海上に人口構造物のある方向が南西

 アンテナをセッティングし、1台の車にJH2DMIとJL2HIWと3人載り合わせで交替でワッチする。すると、50.350MHzが騒がしい。50.350MHzと言えば、この周波数にスポットでで許可が下りているインドの周波数。パイルアップの相手を懸命に聞くが、なかなか聞こえてこない。呼べる状態では無いのだ。愛知の局も1エリアの局も呼んでいるのに聞こえないなんて・・・自信を失いながらも、50.110MHz付近と50.350MHzを交互にワッチした。
 すると、一度、フェードアウトしたと思ったVU2RMの信号が力強く聞こえてきた。ありゃ、今度は強いな。そう思って呼ぶと、すぐにコールバックがある。3人とも立て続けにQSOできた。今度はさっきとは逆に、この近辺に強力に電波が落ちているようだった。榛原、小笠界隈の局がその後も連続してQSOしていった。3人ともNEWだった。しかし、良知さんはこう言った。「インドはいいから、どこでもアフリカだよ、アフリカ〜」

 そうこうしているうちに、JJ2GMHが登場。彼は、自宅でVU2RMをGETしてから、この場所に駆けつけたのだ。コンビニの弁当を持ってね。弁当を食べて、ちょっと落ち着くと、もう辺りは暗くなってきた。
 時間的にはFRが開く時間だ。7エリアからFRのリポートが上がるが、こちらでは聞こえない。良知さんは嘆く。「なんで、こっちで聞こえないんだよ!どこでもいいからアフリカ〜」
 22時を回り、僕とDMIは帰ることにした。アンテナもDMIのものを撤収し、5エレスタックに交換した。良知さんは遅くまで粘るとのこと。あとはアフリカと言えば時間的にはVQ9くらいか。
 僕とDMIは高速道路を飛ばして、静岡市に帰ってきた。トンネルを抜けて、安倍川を渡っているころ、430MHzで叫ぶのが聞こえる。「VQ9聞こえるよ!」 DMIの車には50MHzの無線機が搭載されている。モービルでは聞こえないだろうと思いつつ、ダイアルを回すと、なんとモービルでもしっかりとVQ9の信号が確認できるのだ。車は料金所を越えて、建物の合間を走っている。それでもちゃんと聞こえてくる。モービルでアフリカが聞こえるなんて信じられない。自分の家に到着し、2人でシャックに入ってワッチする。確かにVQ9は599+で聞こえる。すごい! DMIが呼ぶと、何と2回目にコールバックがあった。結構なパイルアップなのに、50Wで抜けてしまった。明らかに「ここに落ちてる」パターン。まだ海岸にいる良知さんから電話が入る。「VQ9出来たよ! WAC完成!」オメデトー!
良知さんはQSOできた後、感激して海に向かって「ヤッター!」と叫んだそうだ。
 パイルアップはまだまだ続いていたが、自分はあえて呼ばず、風呂に入ることにした。DMIは満足げに自宅に帰った。ちなみにDMIにとっても1stアフリカだった。
 風呂から出て、ワッチすると、弱いながらもまだ聞こえている。もう1時を回っているのに。呼ぶ局もまばらになったので、自分も呼んでみた。すると、数回のコールで返ってきた。
 迎撃移動、無事当たって、大正解です。


まさかの真夜中のオープン

2001/5/2 23:38 YC0QO 50 SSB 59 59 Indonesia  
2001/5/3 00:32 KH2/JM1LJS 50 SSB 59 59 Guam Is.
2001/5/7 00:59 YC1MH 50.110MHz SSB 57 59 Indonesia
2001/5/10 02:16 3B6RF 50.102MHz CW 559 559 Agalega Is.
2001/5/25 20:53 VU2ZAP 50.352MHz CW 599 599 India

 5/10にQSOできた3B6RFは信じられない深夜のオープンだった。
 インターネットでくだらないページを見終わって、ダイアルアップを切ったら、突然電話が鳴った。もう2時近いのに、なんじゃ?と思って、電話をとると、ローカルさんの声。「3B6が聞こえるって情報があるんだけど、聞いてくれる?」本当かな?、半信半疑に聞いてみると、確かに聞こえる。どひゃ。頑張ってコールすると、比較的簡単に返ってきた。信じられない。まさかこんな時間にオープンするとは。

 すると、また電話が鳴る。さっきのローカルさんの声。「実は今、TSLの家の駐車場にいるんだけど、3B6やらせて。」UMM、と一瞬躊躇したが、アンテナを貸して、無事QSOできてしまった。

 今度は他のローカルに電話攻撃だ。JJ2GMHに電話する。しかし、何十回掛けても応答が無い。携帯電話に掛けても、寝ている所には置いてないんじゃないの? でも、家の電話に掛ければ、家中のホームテレホンが鳴ってしまう。そこで、妙な案を思いついた。家の電話に1度だけ掛けて、すぐに切る。そこで目覚めさしておいて、携帯電話に掛ける。早速、それを実行すると、ちゃんとGMHが起きてきた。そして、無事QSO。

 今度は他のローカルから電話がある。「TSLのコールサイン、3B6RFはJG2TILってコピーしていたよ。」 保険QSOはやりたくない。1文字くらいのミスコピーは相手のタイプミスという可能性もある。でも、そのローカルが言う。「こんなオープンは滅多にないよ。呼ぶ局はそんなに多くないから、もう1度呼んでしまえば?」そのローカルはMDに交信の様子を録ってあって、電話越しに聞かせてくれた。確かにJG2TILと相手は打っている。

 そこでもう1度呼んでみた。そして今度はしつこくコールサインを打ち、JG2TSLとしっかりコピーしたことを確認してQSOを終えた。ローカルさんも「今度は大丈夫」と太鼓判を押した。

 まだまだ聞こえていたが、寝ることにした。明日も仕事があるし・・・。後で聞いた話では、3時過ぎまで聞こえたとか。

 ちなみに、この後、3B6RFのログサーチをインターネットで掛けたらJG2TILもヒットした。あぁ、2回QSOしていて良かったぁ。こういう場合は保険QSOは仕方ないよね。1回目が不完全なQSOなんだもの・・・。
 この日以外は全く開いてないし、結構なレアなエンティティーだと思うんだけど、その時にQSOできる体勢にあった人はQSOできたってことです。7エレ+100Wなんて設備はQSOできた局の中では最下位グループに属するでしょう。


Eスポシーズン

2001/6/2 16:11 HL1/WX8C 50.130MHz SSB 59 59 South Korea  
2001/6/4 21:31 JT1CO 50.110MHz CW 559 559 Mongolia
2001/6/10 10:00 KH0/JA8CCL 50.130MHz SSB 59 59 Mariana Is.
2001/6/24 16:28 6K2BTX 50.130MHz SSB 59 59 South Korea
2001/7/21 17:57 BV9AYA 50.160MHz SSB 59 59 Taiwan

6月はEスポシーズンで国内QSOが楽しい。合間に近隣諸国が聞こえてQSOできた。JTモンゴルは久しぶりに聞いたなぁ。そういや6/12には北米のマルチホップEスポなんてのもありましたな。結構良く聞こえていたようですが、僕はQSOできませんでした。


秋はどうなるのか

2001/9/23 18:30 3W3ZZ 50.130MHz SSB 59 59 Vietnam
2001/9/28 22:42 9M6US 50.115MHz SSB 55 59 Eastern Malaysia
2001/10/8 11:48 3D2CY 50.110MHz SSB 59 59 Conwat Reef
2001/10/8 19:37 3D2CI 50.115MHz CW 599 599 Conway Reef
2001/10/17 22:58 DU9/N0NM 50.095MHz CW 599 599 Philipines
2001/10/18 12:41 VK2TQP 50.120MHz SSB 57 55 Australia
2001/10/25 12:16 VK9KND 50.120MHz SSB 59 59 Norfolk Is.
2001/10/25 12:24 VK9KND 50.120MHz CW 599 599 Norfolk Is.
2001/10/25 22:27 BG7ICH 50 SSB 59 59 Chaina M
2001/10/25 22:31 VR2PX 50 CW 599 599 Hongkong M

 待望の秋のシーズンが到来した。太陽活動はピーク越え、このまま衰退の一途をたどるはずだった。
 しかし、10月に入り、状況が一変した。

 10月7日は全市全郡コンテストにJI2ZJSシャックから部分参加した。コンテスト後、ダラダラと50MHzを聞いていると、すさまじいパイルアップが始まった。なんと、YVが聞こえるのだ! ロングパスの南米。アンテナを南西に向け、フルパワーで呼ぶのだが、悪ロケの宿命でQSOできない。南西にある山を削りたい! HPとかも聞こえるのだが、ショボショボ。JJ2GMHのところでは呼べるくらいには聞こえると言っているのに。

 この後もロングパスの南米は頻繁に聞こえるけれども、全くQSOできない。QSOできるのはビッグガンの人ばかりだ。なんで、この人っちって何回もQSOするのかなー!? ちょっとは順番回してくれないかな。いつもそう思う。この後もYVビーコンは何度も聞いたけれども、結局QSOできなかった。DXをやってると、自分の性格がどんどん悪くなっていくような気がした。そんなこと気にしなきゃいいのにね。


北米オープンの兆し

2001/10/26 08:28 G4DMA/KL7 50.127MHz SSB 59 59 Alaska  
2001/10/26 09:19 WL7M 50.110MHz CW 579 579 Alaska

 このコンディションで北米がオープンしないのはおかしい。そう思っていたら、アラスカが出来た。実は平日の朝で、仕事の合間に抜け出してQSOできた2局だった。平日は簡単にQSOできるなぁ。

GLはBO49でアンカレッジの局とはグリッドも違う

迎撃移動強化週間開始

2001/10/27 00:12 HP1AC 50.107MHz CW 559 559 Panama P

 朝の北米に気を良くし、夕方は移動運用することにした。この移動運用は以前から計画されていたものだった。
 と言うのも、昨年の10月下旬はヨーロッパのスキャッターが頻繁にオープンしていて、自分もわずかながら恩恵を受けている。ヨーロッパはエンティティーの宝庫なので、一度オープンすればNEWが増える確率が非常に高い。そこで、「毎日でも夕方移動運用しよう!」それがローカルさんと結んだ約束だった。その第1段が10/26だった。

 お昼休みを利用して、JL2HIWはすでに移動運用を行っていた。自分は講習を受けるために外出していたが、携帯電話で情報をもらう。UNが強力に入感し、4局とQSOできたとのこと。これはちょっと怪しい感じ。

 講習から帰ってきて、とりあえず自室に戻って無線機の電源を入れる。すると、なんとUS5COOが強力に聞こえる。ウクライナはnewなので頑張って呼ぶが、応答が無い。見る見るうちに信号が落ちて、呼べる状態では無くなってしまった。

 まだ仕事中なので、そわそわしつつも、仕事に復帰する。
 前日のうちに仕事用の車にはアンテナと無線機等を積んでおいた。ちょっと早めに現場に行き、仕事を少し早めに上がって、移動地を目指した。今日の移動地は大井川河口だ。早く到着したいが為に高速道路を使ってしまった。17:00過ぎに現地に到着。午後の仕事を終えたJL2HIWがすでに現地にいた。音声クラスターにはヨーロッパのリポートが上がっている。あれれ?まだショートパス開けてるの? それともスキャッターに移行したの? あわてて7エレを組み上げて設備をセッティング。

 ワッチをすると・・・なんとまだヨーロッパのショートパスが開けているようだ。しかし、信号は弱く、非常に不安定。JAの局がQSOしている局の相手がほとんど聞こえない。かろうじてコピーできたのがCCY。これは9A3CCYだったらしい。できればNEWだったのに・・・

 実は、後から知ったことなのだが、僕も良知さんもマジメに(?)仕事していた16時台はヨーロッパショートパスが強力に入感していたようだ。いくら平日対応できる環境にあると言っても、四六時中対応できるわけではないから仕方ないと言えば仕方ない。

 ショートパスの後はスキャッターが開けないモノか? 粘ってワッチするが、聞こえてこない。
 そうこうしているうちに、後発隊のJH2DMIとJJ2GMHが到着し、4人で交替でワッチする。20時を過ぎ、ヨーロッパスキャッターの見込みは無くなった。でも、カリブが開けるかもしれないよねー。そう思っていたら、本当にYVのビーコンが聞こえてきた。しかも、自宅やマリコシャックで聞いたときよりも格段に強い。そうこうしている内に、ビーコンが聞こえなくなった。停波したのか? ということは本人が出てくる? あたふたしている内にクラスターにリポートが上がってしまった。YVがオープン! 相手の信号もしっかり聞こえる。しかし、パイルアップが尋常ではない。1分くらいはJAの呼び倒し合戦なのだ。当然、QSOの効率も悪い。

 頑張って呼ぶが、歯が立たない・・・。そのうちにエリア指定になった。少しはチャンスが出たか? 1エリア指定が延々と続き、2エリアに回ってこない。QSOのペースは遅いままだ。設備を占領してしまうのも悪いと思い、JL2HIWに明け渡した途端に、2エリア指定になった。そして、なんとパイルアップを抜いてHIWはQSOできてしまった。さっきまで、自分がワッチしていたのに、なんで変わった途端にエリア指定が変わるの? 自分の性格の悪さには磨きが掛かり、ずーっと愚痴ばかりこぼしていた。なんで、なんで・・・

 そのあと、今度はWP4KJJが聞こえてきた。もう僕の性格の悪さは度を超していて、もう他の人、勝手にやって!という感じになっていた。しかも、このWP4KJJに群がるJAを聞いて、さらに腹が立つ。あーー、あの局、この前QSOして、QSOリストに載っていた局じゃん。なんで、また呼んでんの? いい加減にしろよ、まったく!! ちゃんとその局はビッグパイルを抜いてQSOしていきました。満足そうです・・・ 結局、移動メンバーは誰もQSOできなかった。

 でも、1つだけ望みが見えてことがあった。それはJA側のコールバックがしどろもどろになっている時でも、KP4の信号はしっかり聞こえていて、明らかに他の局より良く聞こえる瞬間があるのです。ロングパスの南西方向は海しかない。ロケ的には申し分がないのだ。

 YVもKP4も聞こえなくなったあと、今度はHPが聞こえだしたようだ。僕はもうどうでも良くなって、430MHzでラグチューを始めていた。HPはそんなに強くないらしいが、JJ2GMHが頑張って呼んでいる。すると、QSOできたよ!と報告が来た。えー、できたの!?

 また置いてけぼりを食った気がした。でもでも、自分もQSOしたい! 自分もパイルアップに参戦。スプリットになっているらしく、比較的受信が楽だ。しかも、どうも他の局よりも良く聞こえているようだ。JA側の送信周波数を聞いても、パイルが9++で聞こえるのだが、なんとちゃんとコールバックがあった。それでも呼ぶのをやめない局が何局もいた。そうか! きっと、ここにしか聞こえていないに違いない。慎重にリポートを送ってQSO成立。

 更に、JH2DMIもJL2HIWも4人とも立て続けにQSOできてしまった。どうやら最後の最後に、ロケーション効果の恩恵を受けることができたようだ。ヨーロッパの時間を逃し、他のカリブが出来なかったのを「ハズレ」と見るのか、それとも、それでもパナマをGETできたのを良しとするのか・・・
 ちなみに、JH2DMIはこの時点でWACに北米を残すのみとなっていて、つまり、このパナマとの交信でWAC完成となった。KL7もWもXEもやってないで、HPでWAC完成とは・・・!

 ちなみに、運用終了は01:30。就寝は03:00を回っていた。

 


北米ついに大オープン

2001/10/27 09:16 VE7VDX 50.135MHz SSB 59 59 Canada
2001/10/27 09:23 W7FHI 50.172MHz SSB 59 59 USA  
2001/10/27 09:28 W7EIR 50.115MHz SSB 59 57 USA
2001/10/27 09:31 K7AD 50.141MHz SSB 59 59 USA
2001/10/27 09:44 KB7WW 50.145MHz SSB 59 59 USA
2001/10/27 22:13 V63CV 50.246MHz SSB 59 59 Micronesia

 昨晩、夜更かしをし過ぎたのに、朝は50.110MHzのパイルで目が覚めた。寝不足で頭がガンガンしているのに・・・ パイルの相手は北米本土。Wの信号がズラリと並んでいる。うわー、こんなオープンに巡り会ったの、サイクル22以来じゃないのか? でも、どの局もパイルアップがひどく、参戦する気になれない。こちとてベアフット+ルーフタワーだもんね。北米はQSOしているからいいや・・・そう思って、朝食を食べた。
 そして、また自室に戻ってくると、なんとまだ開けている。たまに、59+で聞こえるのにパイルアップになっていない局を見つけるので、そういう局を探して、呼んでみた。おぉ、コールバックがあったぞ。やみくもに呼んだのだが、これがVE7VDXだった。ありゃ、USAじゃなくってCANADAだったか。

 他にもいないかな・・・あ、いたいた。ダイアルをとにかく早回しにしてワッチし、強い信号を見つける。で、パイルになってなかったら、とにかく呼ぶ。パイルで競争になったら、まず勝ち目がないので。そんな感じで数局QSOができた。
 ちなみに、この後、建築士会の先輩の結婚式があったのだが、眠かったのなんのって。1次会でアルコールが入ったら、気分が悪くなってしまい、2次会に行けませんでした。先輩、ゴメン!


ヨーロッパショートパス 大オープン!

このログはワッチだけでもコールサインを確認できたものも掲載しました。感激の大オープンなので。
2001/10/29 12:15 UN7QX 50.246MHz CW 559 579 Kazakh
2001/10/29 15:20 LZ2ZX 50.110MHz SSB 59 HRD Bulgaria
2001/10/29 16:52 IK0VAQ 50.130MHz SSB 59 HRD Italy M
2001/10/29 16:55 I0AMU 50.148MHz SSB 59 HRD Italy M
2001/10/29 17:00 YL3AG 50.107MHz CW 599 HRD Latvia M
2001/10/29 17:05 9A3FT 50.104MHz CW 599 HRD Croatia M
2001/10/29 17:15 OH5LK 50.090MHz CW 559 559 Finland M
2001/10/29 17:20 OH5BM 50.137MHz SSB 59 HRD Finland M
2001/10/29 17:21 OH3BHH 50.097MHz CW 599 599 Finland M
2001/10/29 17:24 9A8A 50.101MHz CW 559 559 Croatia M
2001/10/29 17:26 IK2GSO 50.131MHz SSB 59 59 Italy M
2001/10/29 17:28 IW1DIM 50.151MHz SSB 59 59 Italy M
2001/10/29 17:32 IW1CCH 50.180MHz CQ SSB 59 59 Italy M
2001/10/29 17:33 OH5NQ 50.180MHz CQ SSB 59 59 Finland M
2001/10/29 17:42 OH7PI 50.099MHz CW 599 599 Finland M
2001/10/29 17:45 DL7AV 50.092MHz CW 559 HRD Germany M
2001/10/29 17:48 OH1XT 50.081MHz CW 599 599 Finland M
2001/10/29 17:50 OH7KM 50.086MHz CW 599 599 Finland M
2001/10/29 17:53 YO7VS 50.100MHz CW 599 599 Romania M
2001/10/29 17:57 LZ1RB 50.093MHz CW 599 599 Bulgaria M
2001/10/29 18:00 YZ1AU 50.148MHz SSB 59 HRD Yugoslavia M
2001/10/29 18:08 LZ1JH 50.082MHz CW 559 559 Bulgaria M
2001/10/29 18:10 F1JG 50.122MHz SSB 59 HRD France M
2001/10/29 18:16 IT9IPQ 50.127MHz SSB 55 HRD Italy M
2001/10/29 18:18 YU1CF 50.127MHz SSB 59 59 Yugoslavia M
2001/10/29 18:20 YU7FU 50.129MHz SSB 59 HRD Yugoslavia M
  昼休みに自宅からUN7QXと簡単にQSOできたので、ひょっとしたらと思って15:15頃に事務所から自室に来てさっとワッチしてみた。
始めに聞こえたのがLZ2CCのCWで、しっかり聞こえる。さらにワッチすると、50.110MHzSSBで、59+の強力な信号を発見。ウクライナかな?と思ってコールサインを確認すると、 なんとLZ2ZX。さらにワッチすると9H1BTもSSBでくっきり聞こえます。
LZ2ZXは数回呼んだのですが、「もう仕事に出かけなければならない。また明日の朝に出てくるよ。」と言って引っ込んでしまった。
LZも9Hもcfmしてるから良いや、とは思って仕事に復帰しました。しかし、 どうにも落ち着かなく、また自室に来てみると。LZ2CCが何と日本語でJAの パイルを捌いている。SSBでも問題なく聞こえます
「チャンスは今しか無いかも。」 そう思って、クラブシャックに向かった。
自宅からうだうだやってるくらいなら、マリコシャックからせいせいと500Wで やろうと思ったのだ。でも、それまでコンディションが続いているのか・・・?
 途中、道路工事で渋滞していたのだが、その待ち時間の長いこと・・
 16:40頃にクラブシャックに到着。アンテナを北西に向け、設備に火を入れる。しかし、何も聞こえない。あーあ、チャンス逃しちゃった。と思ったのだが、ここから2度目のオープンが始まるのでした。
 パイルになってる周波数を 見つけたので、相手も聞こえるかな?と思うと、ちゃんと聞こえる。あこがれのイタリアです。IK0VAQ。50.130MHzSSB。しかし、パイルには歯が立たない。 50.148MHzSSBにもI0AMUがいるのだが、これもパイル負け。ワッチすると、 YL7AGも9A3FTも聞こえます。みーーんな未wkdじゃん。呼んではみるものの、 他の局に持っていかれてしまう。
 17:15。CWバンドが混雑している感じ。コールサインをコピーすると、 OH5LK(50.090MHzCW)。呼ぶとすぐにとってくれた。さらにワッチすると、 OH5BM(50.137MHzSSB)、OH3BHH(50.097MHzCW)と、立て続けにQSOできた。 CQ空振りしているので、どうもOHは静岡にばかり落ちているようだ。
 50.100MHz辺りは混信の渦。そんな中でCQが聞こえてきて、これが結構強い。呼んでみると、簡単にQSOできた。でも、この局がなかなかコールサインを打たない。やっとのことで9A8Aと判明し、めでたく1UP!

 あこがれのイタリアはと言えば、17:26にIK2GSOと50.131MHzSSBでQSOできた。 パイルになっているのだが、相手の信号も59なので、静岡に落ちているに違いないと確信して呼ぶと、コールバックがあった。さらにIW1DIMとも さくっとQSOできました。50.151MHzSSB。

 OHとIだけは、静岡に落ちているに違いない!とさらに確信して、50.180MHzで 無謀にもSSBでCQヨーロッパ!を出してみた。すると、IW1CCH、OH5NQと 呼んできた。なんとヨーロッパに呼ばれた!感激です。
実はe-QSLを印刷したものです。
 その後も調子に乗ってCQを出してみたが、応答無し。OHばかりは良く 聞こえるので、片っ端から呼んでみた。OH7PI、OH1XT、OH7KM。 どれもすぐにコールバックがある。途中、DL7AVをみつけるが、呼び負けているうちにF.OUT。newだったのに〜
 JF2TARから携帯に電話が入る。コンディションが良いので、早退する途中 とのこと。で、絶叫している。「聞いてよ。聞いてよ!。モービルから ヨーロッパとできちゃったよ!」 なんと、S5とモービルからQSOできたとのこと。 new oneだって。自分もS5は未wkdなので、TARの言う周波数を聞くのだ、 何も聞こえません。浜松だけにS5の信号が落ちているのか。
 どうやら、こっちもあっちも局地的に開いているようなので、ムリして弱い局を呼ばないで、ここに落ちてる!と思うような強い局を呼べば応答があるようだ。
 フィルターを広くして聞いていると、ガサガサと混信になるCQが聞こえたのだが、これがYO7VS。50.100MHzCW。これもQSOできました。newです。

 18:00になっても、まだ聞こえる。LZ1RBともCWで599-599。
 18:10に50.121SSBでF1JGを発見しますが、すごいパイル。相手も59なので、 行けるかもと思ったのですが、すぐにF.OUT。残念。
 IK1YWB、IT9IPQと聞こえるが、QSBが激しくQSOに至りらない。
18:18にYU1CFをみつけQSO。まだ59だ。YU7FUも発見したが、 昨年ScでQSOしているので見送った。I0JXも最後に聞こえたが、信号は弱く、これも見送った。これが18:30頃で、最後の確認できた信号だった。
 結局、14局QSOして、NEWが3。逃したエンティティーが3。それでも「CQ出してヨーロッパに呼ばれる。」を体験できたので良しとしよう。
エキサイティングなショートパスヨーロッパのオープンでした。多分、今まで自分が体験した6mDXの中で1位に位置する体験です。

迎撃移動強化週間の成果

2001/11/2 18:04 SM7AED 50.105MHz CW 559 559 Sweden P
 QSO実績が無いので、このページに出てきませんが、実はこの11月の1週目は毎日のように移動運用しています。17時に仕事を終えて、速攻で南西に開けている山に向かいます。ヨーロッパスキャッターは全く開けない日もあれば、かろうじて開ける日もある。開けてもQSOはなかなか難しい。
 そんな毎日の生活で、かろうじてQSOできたのがSM7AED。NEWです。スキャッターと言えども、IC-706mkUのメーターで7くらい振る瞬間もある訳で、弱小設備にしてもQSOできたのは、やはりロケーション効果だと思った。


11月も連日オープン!

2001/11/3 11:14 WH6O 50.120MHz CW 599 599 Hawaii M
2001/11/4 11:34 XU7ABW 50.115MHz SSB 55 55 Kampucha
2001/11/4 11:44 XU7ABW 50.115MHz CW 599 599 Kampucha
2001/11/5 09:34 N6RA 50.097MHz CW 599 599 USA
2001/11/5 09:35 K6KLY 50.140MHz SSB 59 59 USA
2001/11/8 13:11 VK2CHR 50.160MHz SSB 59 59 Australia
2001/11/8 13:13 VK2YOC 50.140MHz SSB 59 59 Australia
2001/11/9 12:50 9M6EVT 50.120MHz SSB 59 59 Eastern Malaysia
2001/11/9 13:02 9M6EVT 50.120MHz CW 599 599 Eastern Malaysia
2001/11/9 21:29 VR2ZXP/QRPp 50.115MHz SSB 59 59 Hongkong

11/3は休日。朝からマリコシャックに詰めた。スキャッターでXE1Jが聞こえたが、QSOできない・・・残念。この日はかろうじてWH6OとQSOできたのみ。

北米はほぼ連日聞こえ、去年の秋が嘘のよう。

11/9の夜は、近隣諸国がたくさん聞こえて、結構賑わっていた。軒並み59+で聞こえるのだが、その中に59ぴったりで聞こえている局があった。良く聞くと「QRPp 500mW」とアナウンスしていた。よし、それじゃ、こっちからもQRPpで呼んでみよう! アンテナをJST-245から外し、FT-817に接続した。そして、パワーを最小にしてみた。パワー計で計ると500mW。これで相手と同じ出力。呼んでみると、ちゃんと応答があった。「こちらもQRPp 500mW」とアナウンスすると、相手も喜んでいました!

2way QRPp QSO on 6m

北米オープン

2001/11/14 09:05 K7CW 50.141MHz SSB 59 59 USA
2001/11/14 09:12 K7OFT 50.145MHz SSB 57 57 USA
2001/11/15 09:03 K8EYU/7 50.130MHz SSB 59 59 USA
2001/11/15 09:20 N7LSD 50.130MHz SSB 59 59 USA
2001/11/15 09:25 KE7SW 50.175MHz SSB 59 59 USA
2001/11/15 09:42 W7NTF 50.088MHz CW 599 599 USA

 北米とのショートパスのQSOは、いくらやっても1エンティティー。でも、このQSOは「太平洋をとまたいでやってくる。」と思うと、DXをやっている気分になる。
 仕事中に抜け出して、QSOしたのが、この辺りの北米の局。


北米狙い富士山移動大当たり!

2001/11/18 07:55 N6DSU 50.265MHz SSB 55 55 USA P
2001/11/18 07:57 AA7A 50.089MHz CW 559 559 USA P
2001/11/18 08:03 WA7KSF 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:04 NU8I/7 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:04 K7JE 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:05 W6XI 50.218MHz CQ SSB 57 55 USA P
2001/11/18 08:06 N7BFS 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:07 KF7CQ 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:07 KI7XV 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:08 WA7BAY 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:09 W7KV 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:10 WA7SDI 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:12 K7WV 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:13 W7BL 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:14 W7ZTT 50.218MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:30 K0GU 50. SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:34 VE7SL 50.086MHz CW 599 599 Canada P
2001/11/18 08:43 XE2EED 50.150MHz SSB 59 59 Mexico P
2001/11/18 08:49 W7NTF 50.220MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:52 W7INX 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:52 K2VZU/7 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:53 K6ETB 50.248MHz CQ SSB 57 59 USA P
2001/11/18 08:54 W7ARR 50.248MHz CQ SSB 57 57 USA P
2001/11/18 08:56 K6BAA 50.248MHz CQ SSB 53 53 USA P
2001/11/18 08:57 W7RPT 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 08:58 N7QWO 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 09:00 AB7IZ 50.248MHz CQ SSB 57 59 USA P
2001/11/18 09:00 W7YTZ 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 09:01 W7USB 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 09:03 N7BLS 50.248MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 09:33 N7CW 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 09:34 N6PZB 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 09:35 K7RZU 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 09:38 WA9TKK/7 50.063MHz CQ CW 559 579 USA P
2001/11/18 09:38 AJ6T 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 09:38 NU7F 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 10:07 VA7VV 50.098MHz CW 599 599 Canada P
2001/11/18 10:08 K6YK 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 10:09 NX7U 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 10:11 K7XC/M 50.063MHz CQ CW 599 599 USA P
2001/11/18 10:15 WM7N/M 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 10:19 W7TRX 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 10:20 WB6Z/M 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 10:22 WB6FFC 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 10:24 W7WTQ 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 10:26 WX7M 50.260MHz CQ SSB 57 59 USA P
2001/11/18 10:27 KC7FFK 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P
2001/11/18 10:31 K7DBU 50.260MHz CQ SSB 59 59 USA P

 すごいログになってますけど・・・詳細はこちらに書きました。

ところで、呼ばれてQSOしているのにSASE出すのっておかしいと思いませんか? かと言ってビューロー経由でカード請求しても返ってくるとは限らないし・・・。その中間の作戦を考えました。それは「ハガキ作戦」
要はこちらから普通にハガキでカードを出してしまうのです。当然、返信用封筒もIRCもドルも無し。アメリカまで航空便封筒なら110円のところ、航空便ハガキなら70円で済みます。では、どのくらいの返信があるのか?
 こちらからは富士山の写真を使用したカラーカードを送り、当日の様子を簡単に書いてみました。
 11/28に全てハガキで送り、2カ月後、23枚の返信がありました。ほぼ半分です。QSLカードには「PSE QSL VIA BURO or DIRECT」と書いておいたのでビューロー経由でも多少は返ってくると思います。R>  前サイクルでは、北米向けカードを全てビューロー経由で送ったところ、返信のあったのは半分でした。SASEよりも確実性は落ちると思いますが、ビューロー経由よりも早く到着するし、返信率も良い感じです。
 ちなみに、アメリカから日本への航空便は、封筒が80セントでハガキが70セントとあまり変わらないようです。そのためか、ハガキで返信されてきたものは5枚だけで、あとの18枚は封筒に入れて送られてきました。

 相手の設備ですが、モービル局3局以外にも、「FT-690 10W+ホイップ」「IC-746 + スクエアロー」などという局もいました。ホントにビッグオープンだったんでしょうねー。


中米 ショートパス

2001/11/19 08:31 N6RV 50.071MHz CW 579 579 USA  
2001/11/19 08:34 TI5KD 50.163MHz SSB 59 59 Costa Rica
2001/11/19 09:01 HC8N 50.076MHz CW 599 599 Galapagos Is.
2001/11/20 08:02 N6JV 50.090MHz CW 599 599 USA
2001/11/20 08:04 WD5K 50.087MHz CW 579 559 USA
2001/11/20 08:09 K0YW 50.089MHz CW 599 599 USA
2001/11/20 08:11 W6JKV/5 50.099MHz CW 599 599 USA
2001/11/20 08:15 KC6NBI 50.115MHz SSB 59 59 USA
2001/11/20 09:34 W6NQ 50.235MHz CQ SSB 59 59 USA
2001/11/20 09:36 KE6AZX 50.235MHz CQ SSB 59 59 USA
2001/11/20 09:37 K6SE 50.235MHz CQ SSB 55 57 USA
2001/11/20 09:41 K6CH 50.071MHz CQ CW 579 579 USA

 11/19、昨日の興奮が冷めやらない月曜日の午前中は結構忙しい。でも、またもや抜け出して北米とQSOした。どうせ、北米しか開けないし・・・と思ったら、なんとTIが聞こえた。聞こえたとき、自分は一瞬耳を疑った。え? TIなんかショートパスで聞こえるの ?
 昨日の北米大オープンに影響されて、仕事を半日休んで迎撃移動に行ったローカルさんがいた。携帯電話で連絡を取ると、ロケーション効果か、そこの方が良く聞こえるらしい。
 呼んでいる局はまばら・・・と言うことは、この辺りに落ちてるパターンか。自分も呼び出したのだが、パイルには負け負け。静岡県内の数局ができて・・・でもちゃんと自分にもチャンスが巡ってきた。ちゃんとコールバックがあったのだ。

50.110MHzにもTIはいて、そちらは結構なパイルになっていた。50.163MHzなどという少し高めの周波数にいたのが幸いして気付く人が少なかったのかもしれない。
 忙しいので、すぐに仕事に復帰。すると、また携帯電話に連絡が入る。「HC8出来たよ!」 さっきのローカルさんだ。この週末に行われるWW-CWコンテストのためにWのコンテスターがガラパゴスに滞在するという情報は知っていたけれども、本当にオープンするとは思わなかった。
 またもや仕事を中断して、自室に向かった。HC8Nの信号は弱く、所々コピーできないところもある。でも、呼ばなければ仕方ないので、呼んだらちゃんとコールバックがあった。こっちは100W。相手の耳が相当に良いのだろう・・・と思っていたら、相手は自分よりも低い50W出力だったようだ。平日の朝になんと2つもNEWが増えてしまった。信じられん・・・
 さらに、その翌日20日。仕事場に行く前に聞くと、またもや北米が聞こえている。しかも、0,5エリアでいつもよりも奧が聞こえているようだ。強い局を探しては懸命に呼ぶ。案外、コールバックがあって楽しい。

でも、コンディションはすぐに変わり、西海岸の局ばかりになってしまった。仕事もやらないとまずいので、遅刻しながら仕事場に行く。でも、やっぱり落ち着いていられるはずがなく、また自室に来た。なんと、今日はHP2CWBがちゃんと聞こえている。これもショートパスのオープンなのか! パナマはHP1ACとできたばかりだし、東日本のパイルも大きいし、あえて呼ばないことにした。後からWEBで見たら、静岡近辺でも結構QSOできたらしい。
 仕事場と自室を行ったり来たりしつつ、CQなんか出してみたら、立て続けに呼ばれてしまったりして。西海岸だったけど、呼ばれるの好きなので。


午後もショートパス

2000/11/20 15:08 EX8MLE 50.168MHz SSB 59 59 Kirghiz  

 午後は現場に行くことになっていた。すると、携帯メールに、ローカルさんから情報が入った、なになに、4XとHZのリポートが上がってるだと。ショートパスか・・・。でも、まだお客さんと打ち合わせ中。
 打ち合わせが終わって、仕事場に戻る途中、今度はEXのリポートが上がった。あ、そうか。今日は火曜日じゃん。
 自室に戻って聞くと、なんとEX8MLEが59+で聞こえている。しかし、パイルアップがひどく、全く歯が立たない。そのうちエリア指定になったのだが、パイルに負けてしまった。3エリア指定になった時、「あーー、あと一周エリア指定が回ってくる間にコンディションが落ちたらどうしよう。」と思った。
 しかし、何とか次の周回までコンディションは持ち、無事QSOできた。うーん、さすがにこの設備(ベアフット+ルーフタワー)じゃ、パイル抜くの大変だなぁ。でもQSOできたからいいか。ちなみに、ローカルの中では最後にQSOできた。


年末はVK/ZLが入る・・・はず!?

2001/11/27 12:49 VK4ZSS 50.130MHz CQ SSB 55 59 Australia  
2001/11/27 12:54 VK2DN 50.130MHz CQ SSB 59 59 Australia
2001/11/27 12:56 VK2EFT 50.130MHz CQ SSB 59 59 Australia
2001/11/27 12:57 VK2YOC 50.130MHz CQ SSB 55 57 Australia
2001/11/27 12:59 VK4KR 50.130MHz CQ SSB 59 59 Australia
2001/11/27 13:03 VK4YMK 50.130MHz CQ SSB 53 59 Australia
2001/11/27 13:07 VK2ZXC 50.130MHz CQ SSB 55 59 Australia

 11月も終わりに近づくと、オセアニアのオープンばかりになるはず。昼休みは毎日のようにビームを南に向けてワッチをしていた。自分の場合、NEWじゃなくても、6mでDXができるだけで嬉しい。たとえ、相手がVKでも。
でも、開くチャンスが思ったよりも少なかった。11/27だけはちゃんと開いて、CQを出したら立て続けにVKに呼ばれてしまい、昼休み後、仕事に復帰するのが遅くなってしまった。


と思ったら12月に入っても北米は聞こえるし

2001/12/4 08:43 NJ7A 50.095MHz CW 559 539 USA
2001/12/4 08:50 WA7GCS 50.165MHz CQ SSB 59 59 USA
2001/12/4 09:34 W7QC 50.090MHz CW 559 599 USA
2001/12/11 09:09 W7KNT 50.105MHz SSB 55 59 USA
2001/12/12 12:47 VK2CHR 50.140MHz SSB 59 52 Australia
2001/12/12 12:51 VK2YOC 50.130MHz CQ SSB 55 57 Australia
2001/12/13 09:20 K7MCX 50.170MHz SSB 59 59 USA

 12月に入っても北米は良く開けました。でも、いつまで開くか興味津々。12月も後半になれば開く頻度は落ちるはずなんだけど。

2002冬季オリンピックの開催地、
SALT LAKE の局です。
裏面に注目!
オリンピックのスピードスケートオーバルの
3Km南がQTHだって。

マリコシャックを活用しよう

2001/12/16 09:11 VE7KED 50.100MHz SSB 59 59 Canada M
2001/12/16 09:19 W7KQU 50.094MHz CW 599 599 USA M
2001/12/16 09:31 K7IEY 50.090MHz CW 599 579 USA M
2001/12/16 09:33 VE7VDX 50.082MHz CQ CW 599 599 Canada M
2001/12/16 09:49 W7AL 50.155MHz SSB 57 59 USA M
2001/12/16 09:58 K7RAT 50.095MHz CW 599 599 USA M
2001/12/16 10:10 KB7WW 50.085MHz CW 579 599 USA M

 マリコシャックのロケで、最も良い方向が北米方向。逆に南西は山にブロックされていてNG。実はこの段階までこのマリコシャックの北東方向への良いロケを活用して北米とQSOしたことがほとんどなかった。富士山移動でかなりやったのと、あとは仕事中に抜け出して自宅からやったのばかりだ。
 では、日曜日くらいはマリコシャックへ行ってみようということで、12/16は朝からマリコシャックに詰めた。この日は信号もそんなに強くなかったが、ピークでは結構な強さで北米が聞こえてきた。重複チェックリストを見て、片っ端からQSOした。今までQSOしたことがなかったビッグガンもいた。KB7WWは重複だったけど間違えて呼んじゃった。ゴメン。

 ちなみに家に帰ってきて、OHクラスターを見たら、VE7SLにリポート上げられてました。09:30頃は北米向けてしつこくCQ出したからなぁ。QSOできたのはVE7VDXだけだったけど。

VA7SL 50081.6 JG2TSL 0033 16 Dec


最後の最後まで北米は聞こえた

2001/12/28 08:25 K0SQ 50.080MHz CW 599 599 USA
2001/12/28 08:29 VE5UF 50.098MHz CW 599 599 Canada
2001/12/29 08:38 W7NTF 50.223MHz CQ SSB 59 59 USA
2001/12/30 08:38 N7EPD 50.225MHz SSB 59 59 USA M
2001/12/30 08:47 NU7J 50.152MHz SSB 59 59 USA M

 全くもってここまで北米が聞こえるとは思わなかった。大晦日にはさすがに聞こえなかったけれども、12/30も聞こえてきた。この時期、ヨーロッパのショートパスも開いているらしいのだけれども、こちらでは聞こえなかった。(もしくはその時間に聞いていなかった)


 秋の大どんでん返しは本当にびっくりでした。予想以上にNEWも増えたし、北米もたくさんできたしね。
 でも、聞こえて出来なかったエンティティーもたくさんあるわけで、まぁ、お楽しみが先延ばしになったと考えれば良いかな。
 20001年終了時で、DXCC WKDが95。あと5なんとか増やして、100に乗せたいなぁ。2002年はさすがにコンディションが落ちるでしょうけど、そこをなんとか、5つだけでも・・・電離層の神様、オネガイ!


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